TOPWING OPT ISO BOXの効果
12月28日に極ネットワークオーディオ管理人の菊池さんから貸出試聴機が届きました。たまたま今年の年末は中学受験追い込み期間の次女の体調がすぐれないため名古屋に居残り組となりましたので、試聴するにはちょうど良いタイミングとなりました。 想定される経路は3つに絞りました。 ①プロバイダー貸与品のONU兼ルーター→エディスクリエーションJPEMの間
②JPEM→roon server(NUC)間
③JPEM→diretta target(DST-00)間
まずは上流から、ということで 開封後すぐに①でセットして 念のため一晩寝かせてから試聴しました。
①解像度が上がり、分離感も良くなりましたが、なぜか低域のベース、サブベースの量感がかなり少なくなり、いわゆる”ハイ上がり”な音になってしまい却下となりました。
②に繋ぎ変えると、いつもの低域の量感が戻ってきて満足、さらにスネアやシンバルの微小音の描き分け、立体感も出てきて、これはかなり良い印象。サックスの吹け上がり、ピアノのタッチ、質感もキンキンとうるさくならずにバランスの良い表現ができています。
③に繋ぎ変えると、さらに粒立ちが良くなるけれども、やや音場が狭くなりますがこれはこれで密度感が上がりまとまりの良い音の印象になりました。
ちなみに、純正の12V電源では音がややぼやけた印象がありましたので、遊んでいたトランス電源に換装してあります。電源にもかなり音質が左右される印象がありますので、次報はオリオスペックのGaN108Wスイッチング電源でも試してみようかと思っております。 トランス電源とGaNスイッチング電源の違いも楽しめるかなと思います。
僕の場合は、据置スピーカーで聴くだけじゃなくてむしろ、roon ARCで音楽を聴く時間もかなり長いので、両方の経路に影響を与える②に位置が今のところベストな繋ぎ方かな、と思いました。スピーカーで鳴らす場合には、さらに③のJPEM→DST-00間に2台目を追加するのもありかも知れないと思いますがいかんせん1台しかお借りしていないのでここは宿題となりました。もし2台導入したとしても定価ベースでアンダー8万、割引クーポン使えばさらにお安く導入できるとあればちょっとグラついてしまいますね。返却日までのあと数日、十分に堪能させていただきたいと思います。このたびは貴重な試聴機会を与えてくださった、佐々木原さんならびに開発責任者でもある菅沼さん、そしてユニオンビーエムの菊池さん、本当にありがとうございました