東京都 T様 OPT ISO BOX自宅試聴レビュー頂きました

拙宅でも流行に乗り遅れまいと?OPT ISO BOXをお借りして視聴させてもらいました。ワタシだけが聴いてみるのではなく、折角だからお友だちのクラオタ諸氏にまとめて意見を聞いてみようと。というのは、毎年この時期、Jリーグのオフシーズンに拙宅に大勢来てもらって「AV意見交換会」(要は体の良い家飲み^^;)というのを行っているので、その意見交換のネタにしようという趣旨でありました。
先週に届いて、早速私自身が聴いてみたのですが、感想は非常にポジティブなもので、結論から言うとテスト終了後にはぜひ購入したいな、と思ったです。
実のところ、拙宅ではネットワークスイッチに(ここではあまり評判が良くない)DELA S100というやつを使っていまして、それにはSFP端子が二口付いているものですから、上流からS100までの入力箇所、それからS100とストリーマー(Linn Selekt DSM)の間を一応光絶縁しているので、どのぐらい効果が体感できるものか、興味津々というところでした。
こういう状況ですので、OPT ISO BOXはS100とAppleTV 4Kの間、それからS100とRoon Server(Intel NUC)の間の2か所に入れて試してみました。前者のパターンではDCHを見てみました。普段契約していないので^^;、無料で見られるペトレンコのプレイリスト(とは言え、GM6などがアトモスで聴ける立派なもの)を再生したところ、音の方もそうなのですが、なんかベルリンフィルの奏者の髪の毛、このパツキンが一層細かく見えるような気がします。うーむ、これはなかなか。一方、Roon Serverの手前に入れたパターンも、何て言うんですかね、より明晰度が増したという印象。事前に得ていた情報で、1Gよりは100M、100Mより更に10Mにした方が音がいいということだったので、いろいろ試してみたのですが、ワタシが一人で聴いていたときには、確かに10Mにした状態がいちばんオーディオ的に音がいい?感じは受けました。さすがに10Mでは4Kの動画は通らないと思うのであれですが、Qobuzの配信やNASに入れたデータを聴いたりするのには、10MにしたときにDSD(SACDのリッピングデータ)が少し不安定になる感じも一瞬ありましたが、基本的には10Mで行けちゃう感じですかね。ウチに唯一あるDSD128のe-onkyoで買ったデータでも大丈夫っぽい。これはなかなかいい感じと思いました。
で、昨日の日曜日に拙宅にガチがクラオタの人が6人やってきて、予定通り「意見交換」してみました。ちなみに、この中でいわゆる「オーディオをやっている」人は一人だけ(アナログ誌に寄稿したり、古い録音のレコードコンサートをジャズ喫茶なんかで開催してる人なんですが)ですが、他の人は相当なコンサートゴーアーな皆さん。なので、演奏会で生音を聴く機会はワタシの数十倍の頻度という訳で耳は確か。
何故かDCHの動画を見ようとしたタイミングで何かがウマくなかったのか、再生しようとするとクルクルが止まらなず、動画での確認が昨日は出来ませんでしたが、Apple Musicの空間オーディオで交響組曲宇宙戦艦ヤマトなど聴き比べすると、確かに音は変わるなー、という皆さんの感想。で、本筋のRoonでの聴き比べをしてみて、CDからリッピングした伊福部昭のキングレコードから出たアルバムだとか、DSD64のブロムシュテットのシュトラウスを鳴らしてみたところ、「無しのときの野性味が失われる感じはある」という感想が出てきました。ううむ、普段オーディオであまり聴いていない人だと、また違った感想を持つものだなあと思いましたが。また、「むしろ1Gの方が良く感じたんだけど」という感想もありました。この辺はソースによるところも有りますかねえ(・・;)。
総じて効果は感じられる、というところは間違いないようですが、実は別にテストしたジャック・ダニエルズの1.75リットル瓶の有無の方が効果が分かりやすかったかも^^;。これはネガティブな要素がなくて、明確に瓶が有った方が良かったです(^^ゞ。
という訳で、明日には返却しなくてはいけませんが、遠からずOPT ISO BOXはポチってしまいそうです(汗 今回はこういう機会をいただき、管理人の菊地さんには感謝であります。また何かネタがあったらよろしくお願いしますです。m(_ _)m
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